筋肉と父の話

昨日某様にDo U love 筋肉? と尋かれて、いえっさいどぅーと回答した私ですが、さっき父から電話がきて、考えてみれば祖父が農夫、父が体育教師というマッスルな環境で育ったんだよなーと思い当たりました。妹は２名ほどインターハイ出場してるし。

昔の父はほんとマッスルで、父親参観の親子ドッヂボールやら運動会のリレーやらではヒーローというか他のお父さん達なぞ赤子の手だったんですが、考えてみればスポーツを生業として生計立てちゃってる一番身近なプロアスリートとも言えるわけで、普通のサラリーマンのお父さん達にとってはそりゃ反則だろと言いたくもなるよね、と大人になったらつくづく思う。プロのシェフと料理対決してるようなものだもん。

小学生のころ、ある日曜日、父に校庭の鉄棒で逆上がりを教えてもらっていたら、横でいきなり大回転始められたときにはどうしようかと思ったなぁ。何せ小学校の鉄棒なんで、足が地面につきそうだし鉄棒はぐわんぐわん撓るし、いや、恐かった。しかも無事地面に降り立った父曰く「久しぶりやったから皮剥けた〜あははははー」って掌の皮べろ〜ん。い〜や〜！“<(ToT)>”
うん、逆上がりはできるようになったけどね。感動より恐怖が先にたったよダディ。

しかし何より恐ろしいのは、大人の男の人はみんなそれくらいできるものだと思い込んでいた小学生な自分。マッスル＝標準　……環境って恐いなあ。

そんなことを思い出してみる父の日2010
還暦迎えて、今はしょぼしょぼになりつつあるけれど、母が「八リソン・フ才ードみたいに爺に改造してやる」と意気込んでいるので、生暖かく見守りたいです。そーいや八リソン、結婚おめでとう。
21世紀の還暦って本当、元気だよなー。